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2012-04-21

ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌

TSUTAYAには発掘良品と言って、100人の映画通が選んだ本当に面白い映画に選ばれているものがある。その中に先週からレンタルがはじまったもので、題名が「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」と言うんだけど、小学生のときにその映画を見て非常に面白いと感じていたので、久々にそれを借りた。

原題 辣手神探 
製作 1992年 香港
監督 ジョン・ウー
出演 チョウ・ユンファ トニー・レオン テレサ・モー アンソニー・ウォン 他

あらすじ
刑事のテキーラことユン警部(チョウ・ユンファ)は飲茶の店で銃の密売現場を摘発しようとするが、マフィアと撃ち合いになり、相棒が殉職した上に多数の犠牲者を出してしまう。さらに悪いことに彼は潜入捜査官を誤射し、死なせてしまう。


一方、トニーという男(トニー・レオン)はボスへの裏切りを決意し、ジョニー(アンソニー・ウォン)と杯を交わす・・・


映画で分かりにくい点
①はじめにテキーラが飲茶の店で誤射した潜入捜査官とは?

 これは少々分かりにくい点ではあるので説明する。テキーラと相棒が店に入った後に、マフィアらしき2人の男が入ってくるが、そのうちの1人が潜入捜査官である。國村隼演じるマシンガンを乱射する男の印象があまりにも強いため、その潜入捜査官は目立たないが、よく見てみるとその捜査官はしゃがんでいるときにテキーラに撃たれてしまうのだ。

②テキーラとトニーをボートで襲った男たちとは?
 2人を襲ったのは、トニーが倉庫で殺したボス、ホイの残党である。ホイと共に手下たちも射殺されるが、そのうちの1人は、テキーラが倉庫を強襲した際に隙を付いて逃げ延びていたのだ。残党は裏切り者のトニーを始末しようとするが、トニーとテキーラに殲滅させられてしまう。


③病院でトニーが誤って殺してしまった刑事は?
 その刑事はテキーラの同僚である。飲茶の店では店内で張り込みをやっていた。またテキーラが倉庫を強襲する前に電話で武器の調達もしてくれた。病院では影ながらも職員や患者を匿っていた。

感想
映画の中では銃撃戦が激しく、死傷者も多いという非常に過激なもので、暴力的すぎると言っても過言ではないが、その根底からは暴力の醜さというものが伺える。赤ん坊を守るために銃を握るテキーラ、ボスを裏切り、心を痛めるトニーの描写が暴力を否定し、醜いものとして引き立たせている。

一番印象に残ったのは、病院内で刑事たちが人質をしゃがませ、テキーラとトニーが人質の後ろに隠れていたマフィアを狙うところだ。テキーラとトニーの地下室での会話も印象的だが、これについては割愛させてもらう。


特殊部隊の強襲シーンやバイクを倒したままでマシンガンを撃つのは派手な演出ではあるが、後者は現実的には無理なのでは、と突っ込みたくなる(笑)

ちなみに原題の辣手神探は、日本語では凄腕の探偵という意味。

2011-07-14

相棒 7-18 悪意の行方

今回の右京の相棒は陣川(原田龍二)だが、彼は相変わらず人騒がせである。冒頭、右京と一緒に倉庫に監禁されてしまうのだが、陣川は右京の足を引っ張ってしまう。そして、また女性に惚れてしまう。結局、彼女は犯罪者だったので、失恋という結果に終わるのだが・・・

陣川は刑事としては失格だが、人間性は悪くないので彼を応援したくなる。今回笑えたのは、掲示板の内容だ。とても理解できないものだが、聞くとつい笑ってしまう。また陣川が過去に勝手に特命係を名乗って捜査をしていたせいで、右京がとばっちりを食らう結果になるところが面白い。でも以前、右京が嘘をついたせいで亀山がとばっちりを食らったこともあったが・・・(笑)

相棒 7-18

2011-07-12

ムカついた

今日渡鹿のセブンイレブンの前を通っていたら、車が合図なしで左折(自分から見たら右折)してきたので危うく轢かれそうにそうになった。しかも運転手は携帯をかけていたので、非常に腹が立った!運転中に携帯をかけるのはやめてほしい!

みなさんも運転中は携帯をかけないように手(パー)

2011-07-07

伝わらない愛情

最近母がおじいちゃんのことで悩んでいる。おじいちゃんは相手を心配するあまりに、相手を説教してしまい、余計に落ち込ませてしまうので、母はもちろん、叔父からも敬遠されている。しかしおじいちゃんは自分が人を傷つけているという自覚はなく、むしろ自分は正しいと思い込んでいる。だからおじいちゃんは相手から咎められても、聞く耳を持たず開き直る。おじいちゃんには悪意がないから、なお質が悪い。

おじいちゃんに愛情があるのは間違いない。しかし、残念なことに愛情のかけ方が間違っているようだ。だから相手に愛情が伝わらないので、相手から敬遠されてしまう。

皮肉にもおじいちゃんから学んだことは、「愛情のかけ方を間違えれば、愛情は伝わらなくなる」ということだ。おじいちゃんは母や叔父から敬遠されていて、おばあちゃんさえもおじいちゃんに手を焼いている。おじいちゃんは死ぬまで他人から理解されてもらえないのでは、と心配になるが、誰の手にも負えそうにない。唯一の救いは、おじいちゃん本人が他人から敬遠されてないことに気づいてないことだ・・・

2011-07-02

「十三人の刺客」

監督:三池崇史
出演:役所広司 山田孝之 伊勢谷友介 松方弘樹 伊原剛志 沢村一樹 古田新太 高岡蒼甫 六角精児 稲垣吾郎 市村正親など

感想
出演は上記に挙げた通り、非常に豪華で、脇役の松本幸四郎や吹石一恵、岸部一徳なども良い。日本の映画は役者だけが豪華なのに、中身が薄っぺらなものが多すぎるが、これは中身もちゃんとしたものである。

前半は斉韶の非道や両手両足を切られた少女の容姿など、見るに耐えられないものがあるが、徐々に娯楽時代劇として楽しめる。この映画では斉韶を暗殺するために雇われた武士たちは勝つためには手段を選ばないが、死ぬ気で戦っているので、その点は武士らしいと言えよう。

役所広司はもちろん、山田孝之、伊勢谷友介、松方弘樹、伊原剛志が良い味を出している。特に伊原剛志の殺陣シーンは非常に印象的だ。あと役所広司演じる島田新左衛門と市村正親演じる半兵衛の対比が見所だ。新左衛門は反骨的な武士だが、半兵衛は主君に忠実な武士と、お互い正反対なので、敵として戦い合わなければならないのだが、両者とも誇り高き武士であることは間違いない。半兵衛を斬ったが、彼の死を何とも思わない斉韶を非難する新左衛門が印象に残る。

それにしても落合宿庄屋を演じた岸部一徳が非常に滑稽だ。彼が人にへつらうところがおかしく、また彼が伊勢谷友介演じる小弥太にレイプされるところは笑わずにいられない(笑)。岸部一徳にはやや役不足なようだが、彼じゃなければ笑いをとれなかっただろう(笑)。

個人的に吹石一恵はあまりきれいだとは思わないのだが、この映画での彼女はきれいだった。彼女は眉が濃いので、時代劇の女性を演じるのは良かったと思う。結末がよく分からないのだが、その後、新六郎(山田孝之)が彼女と幸せに暮らせることを祈った。

2011-07-01

「座頭市」

監督:北野武
出演:ビートたけし 浅野忠信 夏川結衣 大楠道代 ガダルカナル・タカ 石倉三郎 柄本明 岸部一徳



感想

この映画の監督は北野武だが、台詞が多い。従来の彼の映画は台詞が少ないので、退屈してしまうことがあるが、その点でこの映画は一線を画していると言えよう。しかし、この映画には笑えるところもあるので、その点は彼の映画らしい。


ビートたけしはもちろん、大楠道代や岸部一徳が良い味を出していた。ガタルカナル・タカも意外に良かった。特に岸部一徳は悪役を演じているのだが、子供を笑わせようとする一面がある。これには思わず笑ってしまい、その悪役がありふれたものではなく、人間味のあるところが非常に斬新的だ。


ガダルカナル・タカが登場した瞬間は不安を覚えたのだが、彼が雰囲気を壊さない程度に笑いを取っていたので良かった。彼が男三人組から叩かれるところはツボにはまる。


映画のあらすじは分かりやすいので、退屈しなかった。全体的に殺陣のシーンが多いのだが、それほど残虐ではないし、雰囲気が暗いわけでもない。笑えるところもあるのだが、メリハリがついているので、白けることなく最初から最後まで見ることができた。


この映画が良かった思う理由は、思ったほど浅野忠信演じる用心棒が市にとって大きな存在ではなかったところだ。彼は妻が病に冒されており、ただの雇われの身であって、根っからの悪人ではない。もしも彼が市にとっての最大の敵であったなら、この映画は大したものではなかっただろう。


ちなみに近年の日本映画は役者だけが豪華なのに、中身のないものが多い。しかし、この映画は違う。一見、柄本明の役柄は大したものではなさそうだが、最後の最後で見事に騙されてしまった。この映画は役者だけが豪華ではない。中身もちゃんとあって、登場人物一人一人が入念に描かれている。この映画が海外でも評価されているのは分かる気がする。


最後のタップダンスが印象に残る。個人的にミュージカルは好きじゃないのだが、あのタップダンスは素晴らしいと思う。ただ1つ引っ掛かるのは、市が金髪である点だ。まあでも気にしないことにしよう・・・