Pages

2011-07-07

伝わらない愛情

最近母がおじいちゃんのことで悩んでいる。おじいちゃんは相手を心配するあまりに、相手を説教してしまい、余計に落ち込ませてしまうので、母はもちろん、叔父からも敬遠されている。しかしおじいちゃんは自分が人を傷つけているという自覚はなく、むしろ自分は正しいと思い込んでいる。だからおじいちゃんは相手から咎められても、聞く耳を持たず開き直る。おじいちゃんには悪意がないから、なお質が悪い。

おじいちゃんに愛情があるのは間違いない。しかし、残念なことに愛情のかけ方が間違っているようだ。だから相手に愛情が伝わらないので、相手から敬遠されてしまう。

皮肉にもおじいちゃんから学んだことは、「愛情のかけ方を間違えれば、愛情は伝わらなくなる」ということだ。おじいちゃんは母や叔父から敬遠されていて、おばあちゃんさえもおじいちゃんに手を焼いている。おじいちゃんは死ぬまで他人から理解されてもらえないのでは、と心配になるが、誰の手にも負えそうにない。唯一の救いは、おじいちゃん本人が他人から敬遠されてないことに気づいてないことだ・・・

0 件のコメント: